クレイ石けんの手作り体験。

とあることがありまして、髪が生え変わった私ですが、なんだか、なかなか、いいことも多いです。

だって、この私が、手作り石鹼を作る日が来るなんて、思いもよらなかった。

例えば、何食べても太らなければ、ダイエットなんて、考えないし、お金が有り余っていれば、お金の仕組みは勉強しないだろうし、長男が浪人しなければ、癒しに犬を飼おうなんて思わなかっただろうから、モモには出会わなかった。(これ、後で、お兄ちゃんに謝る案件やね。)

少しの困りごとが、新しい出会いや、新しい体験、新しい知識を与えてくれます。

増えた白髪に、「よーし、これからは、オーガニックな自然なものを選んでいこう」と決めまして、いろいろ、お試し体験中。

まだまだ、入り口にも、到達していない、見習い中というところですが、この、成り行きも、まんざらではないと思っています。

こんなことを言えるのも、本当にいい出会いがあるからこそ。

そう、そうなんです、いいんです、これが。今日の出会い、クレイ石鹼。(無理やりか。しかたない、よかったんだもん。開き直り。)

お気に入りのクレイの手作り石鹼を体験しました。

石鹼とは。その成分は。

石鹼の環境へのやさしさが、広まりつつありますね。

私も聞きはしていましたが、ついつい、便利をとってしまいがち。

今あるものを変えていくって、なかなか大変。

なので、こういう機会があってよかったです。

石けんは、動植物から採られる油脂にアルカリを反応させて作られた界面活性剤の一つで、この化学反応をけん化というそうですが、自然界に起こりうることだそうです。

界面活性剤でついつい反応してしまいますが、自然の中にあることに、まずびっくり。

石けんのいいところは、1日で自然界に戻るところだそうです。

分解されやすいので、環境にやさしいんですね。

体に対してもやさしいので、皮脂膜を壊して、体内に浸透したり細胞を壊すことはありません。

弱アルカリ性なので、脂肪や、たんぱく質の汚れを落とすのが得意なので、都合がいいです。

そして、石鹼を手作りすれば、アレルギーなど自分の苦手なものを加えず、加えたいものを足せるのは魅力です。

コールドプロセス製法は、油脂類、精製水、苛性ソーダで、作りますが、そこに、クレイと、アロマオイルを加えて、クレンジング効果と香りを加えます。

クレイを加えることで、自然な色がでるので、ナチュラルでかわいい石鹼ができ上ります。

苛性ソーダは簡単に手に入るものでは、ありませんし、注意も必要な危険なものなので、私は教えていただいてこそ作れたなと思いました。

自宅で作るのであれば、グリセリン石けんだとか、灰汁を使うとか、他の手作り石鹼もあるので、そこは、安心な作り方を選んだほうがいいかと思いました。

材料も温度管理もきめ細かかったですし、牛乳パックに移して保温しながら持ち帰ってからも、あと24時間保温。

そこから、風通しのいいところにおいて1週間。

ここでは、まだまだ、石けんが柔らかい状態なので、丁寧に牛乳パックを取り外して、使いやすいサイズに切り分けて、1か月半くらい引き続き、風通しのいいところで、乾燥させました。

よく乾燥させるのがいい石けんを作るコツだそうです。

これだけやると、もう、せっけんに愛情しかわきませんね。可愛くてしかたありません。

私は、アロマフランスの5種類あるクレイの中から、吸収力の強いグリーンイライトと疲れに効き目の強いイエローイライトを加えて、緑と黄色の2色石けんにしました。

 

クレイでパック。おすすめと使い方。

 

アロマオイルは大好きなジュニパーベリー。お酒の香りづけにもする針葉樹のアロマで、リンパや血流を流してくれるデトックス作用もあります。

気持ちも前向きにしてくれるアロマで、木なんですが、すっきりさわやかな香りです。

あぁ、かわいくて、いい匂い。もうできあがりに、うっとりです。(我が子状態。)

手作りクレイ石鹼の使い方。

普通に顔やからだに使っています。

水に溶けやすいので、浴室ではぶら下げたり、洗面では、石鹸置きにおいて、しっかり、水分をきったほうがいいようです。

使ってみての感想は、泡立ちがいいことにびっくりしました。

作ってみて初めて知ったんですが、成分の60パーセント以上がオイル。

上質なオリーブオイルとココナッツオイルでを用意していただいて、カレンデュラという収れん作用のあるお花を漬けてくださいました。

これ、ほんと、最高級のオリーブオイルとかで作ってみたら、どんな石けんになるんだろう。

手作りって、いろいろ試せるので、可能性が広がりますね。

どうして、これで、こんなに泡が出るのかな。

きめもとっても細かいです。もう不思議でしかない。(最初に考えた人、神っていう、まさにあるあるの気持ち)

洗い上りも、しっとり感があり、オイルで蓋をしてもらったような。

石けんは、落ちすぎるので、乾燥すると聞いていましたが、私は、そんな気はしませんでした。

工程の大変さと、気長に待ち続ける時間が、愛情を育てるんでしょうね。

この優しい時間に感謝です。

そして、なんでしょうか、手作り石鹼を作ったら、急に、女子力が上がったようなこの感覚。(いやいや、上がってるんじゃない?)

私、手作り石鹼作りました‼(はい、ここに、調子にのってる人がいま~す。)

 

参考にしていただけたら嬉しいです。

最後までお読みいただきありがとうございました。